2020年9月10日木曜日

Amazonで購入したLEDライト「Lumintop Tool AAA」

 今まで使っていたキーライトが故障したので買い替えました。

JeatBeam社の jet-u (ジェット・マイクロ)というキーライトを使っていたのですが、落とした時に接触が悪くなってしまい、振ると明るさが変わるようになりました。

jet-u は電池効率の良い、優秀な製品ですが、オレンジ系の光なので数値より暗く感じます。 

家の鍵と一緒にキーホルダーに取り付けていますが、キーライトは大変便利です。

 

新しく購入したのは、「ルミントップ」というメーカーの製品で、ウサギのロゴが描かれています。

 

公称の性能

単4 x 1本。

モードHighMiddleLow
明るさ(ルーメン)120325
ランタイム(時間)0.5436


照度測定と耐久試験

 今回は、照度計がPWM方式に対応していないため、Lowモードが低めの数値になりました。(実際はグラフより少し明るい)

Middle と High は正確に測定できているはずです。

 また、Highモードは明るすぎて照度計の数値を超えてしまうため、フィルター(黒いポリ袋)越しに測定しました。

そしてフィルターの遮光率から逆算して照度を求めました。

Highモードを5回ほど行いましたが、LEDは焼けませんでした

Middle と Low は、公称のランタイムより10%ほど短いですが、満足です。

 

個人的に High は使わないので、できれば High が無い方が切り替えやすいです。

パッとみて、Middle と High は違いが分かりません。 

間違って High にしてしまうと電池がもったいない気がします。

白色の光なので数値以上に明るく感じます。

1400円の割に性能が良いです。 

 

例えアルミボディの頑丈なライトでも、落としたら基板がハンダ割れして壊れるので注意。

昔の白熱球のライトでは起きにくかった故障です。


2020年7月14日火曜日

ドアと床が擦れるので、銅線を挟んで修理。

故障の原因
長年の使用により、ドアの丁番の ナイロンリング (ワッシャー)が摩耗していました。
摩耗した分だけドアが下にさがり、床に擦れていました。

↓摩耗によって生まれた隙間
下のリングはドアを支えている部分なので摩耗しています。
上のリングは支えていないので無傷です。

↓修理せずに何年も経過して擦れた床。


修理方法
丁番の隙間に、100均の銅線を挟むだけ。

↓銅線を挟んだところ。


修理の手順

(1) ドアを思いっきり持ち上げます。
摩耗した分だけ上がるはずです。
かなり力が必要です。
できればバールのような物を使い、下からテコの原理で持ち上げれば楽です。
持ち上げながら、硬いドアストッパーを挟み、持ち上がった状態を維持します。


(2) 丁番の隙間に 銅線 を挟みます。
銅線を U の形にしてから挟んでください。
そして爪楊枝などを使って押し込んでください。
挟む場所を間違えると意味がありません
「ドア側を持ち上げる」位置に挟んでください。
最後に、隙間に機械用の を塗って終了。
摩擦を減らして寿命を延ばすため、必ず油を塗ってください。

↓銅線は強い力で押しつぶされて固定されているので、意外と外れません。

備考
私はダイソーの銅線を使いました。
0.28mm と 0.9mm の2種類を使用しました。
柔らかいので加工が簡単です。
錆びにくいです。
もし硬い金属線を使うと、ナイロンリングが削れやすくなってしまいます。
もしかしたら、銅線よりも柔らかいアルミ線が良いかもしれません。
押しつぶされたとき、変形して隙間にフィットするかも。

隙間にちょうど合う太さが必要です。
修理前に、どれくらいの隙間があるか調べてから購入すると良いでしょう。
0.28mm 0.55mm0.9mm の3種類を購入すれば何とかなるはずです。
細すぎると耐久性がありませんし、太すぎると隙間に入りません。

どうしても隙間に入らない場合、まず U の形にして、銅線をハンマーで叩くか、ペンチで握りつぶせば、細くなって入ります。
(ペンチは先端がギザギザになっていない物を使ってください。)

トイレのドアと、居間のドアを修理しましたが、どちらも全く床に擦れなくなりました。
今までは強い力を入れないと開閉できず、摩擦音が不快でした。
修理後は「こんなに開きやすかったのか」とビックリしました。

修理前に、ドアの下部分をヤスリで磨いたり、シリコンオイルを塗ってみましたが、焼け石に水でした。


2020年6月21日日曜日

セリアの「2WAYライト (単3電池1本タイプ)」

セリアの 2WAYライト (単3電池 1本タイプ)

ちょっと大きめですが、100円にしては部品代が掛かっており、高性能です。
色は何種類かありますが、暗闇でも見つけやすい「白黒」を購入しました。
ストラップを取り付ける穴はありません。

↓右側の白いのは電池ボックスのフタです。
フタはネジ式になっており、ネジを閉めないと外れます
ネジの開け閉めは面倒なので、とりあえずテープで貼り付けておきました。

↓ロングセラーのハンドルライト(単3 x 1本タイプ)と比較。
ちなみにハンドルライトの中央には青いゴムを巻き付けています。
電池ボックスが外れやすいからです。

名前通り、2種類の照らし方が出来ます。

前面・・・1LED。 SMD型のLEDが採用されており、光が中心に集中しているタイプです。
背面・・・5SMD。 光を拡散して周囲を照らします。ロウソクのように立てて使えます。

ハンドルライトとの比較
スイッチを分解して磨き、充電完了から3~4時間放置したエネループを使って、照度計に密着させた状態で測定すると、

2WAYライト(1LED側) 31800 ルクス
ハンドルライト 32000 ルクス 2020年6月購入。とても明るい「当たり個体」。
懐中電灯mini 23000 ルクス 2015年購入。中身はハンドルライトと同じ。

ハンドルライトの「当たり個体」とほぼ同じ照度です。
実際に使うと、2WAYは白色光で、中心がハッキリしているため明るく感じます。
ハンドルライトは青白い光で、中心がボンヤリしているので暗く感じます。
(ハンドルライトは砲弾型LEDのため、明るさの個体差が大きいです)

↓1LED側を比較。

↓5SMD側を比較。拡散光なので暗いです。

照度測定と耐久試験
スイッチを磨いて約0.1Ωにしてから実験しました

↓1LED側は焼けていません
明るさが50%に落ちるまでのランタイムは約8時間です。

↓5SMD側
スイッチがほんの少しだけ焼けています。約0.2Ωになっていました。
(5SMD側の測定時、スライドスイッチをあまりON/OFFしてなかったせいです)
スライドスイッチを何度かON/OFFすると改善します。
LEDは焼けていないようです。
明るさが50%に落ちるまでのランタイムは約8.5時間です。


分解
↓複雑な作りをしており、分解・組み立てに時間が掛かりました。
まず電池ボックス内のネジを外し、「コジアケ」を側面に差し込んで、白い外装を外します。

↓最初に外す白い外装。

↓1LED側。ハンドルライトは砲弾型ですが、こちらはSMDです。

↓5SMD側。

↓1LED側は放熱器が付いています。

↓ディフューザー(光を拡散するカバー)
分解時、最初にこれを外すべきだと勘違いして無理やり外し、欠けてしまいました。


↓基板。
ハンドルライトと比べて、コンデンサ(47uF/16V/105℃)とダイオードが追加されています。
また、インダクタが22uHに変更されています。(ハンドルライトは47uH)
字がかすれていて読みづらいですがLEDドライバは yx8115 で、ハンドルライトと同じです。

↓スイッチ内部。
レールの上に細長い「金具」が乗っています。
抵抗値が0.5Ωもあったので、金具を外し、レールの部分だけメラミンスポンジで磨いておきました。
「金具」を磨くのは難しいです。
外装を固定しているツメは、大きな安全ピンを使って外しました。


2020年5月29日金曜日

ダイソーの「マルチアングル マグネットライト」

単4 x 3本。

底面にネオジム磁石が付いており、鉄板などに貼り付ける事ができます。
滑り止めがないので、触るとズレます。

↓回転できますが、姿勢を維持する力が非常に弱いです。
揺らすとカタカタと音がします。

↓光を拡散していないので、とても眩しいです。
視界に入れると目が悪くなります。

照度測定と耐久試験

エネループの場合、明るさが50%に落ちるまでのランタイムは約3時間です。
焼けていません

購入直後はスイッチの抵抗値が0.5Ωもありましたが、分解してメラミンスポンジで磨き、約0.1Ωに改善してから測定しています。
実験後もスイッチは約0.1Ωのままでした。

照度計の測定限界を超えるため、フィルター(黒いビニール袋)ごしに測定しています。
フィルターの遮光率は約82%です。
フィルター無しだと、グラフの5.5倍ほど明るくなります。

試験の3回目~10回目は、満充電から「最初の1.5時間だけ」点灯しています。
(LEDが焼けやすいのは満充電付近だけなので、以降は影響無しと見なして打ち切っています。)

写真
↓黄色い蛍光体は直径18mmくらいです。


↓電池ボックスのの蓋はネジ式です。
ネジを締めなくても蓋は外れません。
蓋は妙な形をしているので、付け外しがしにくいです。


↓回転させていたら、真ん中から割れました。

↓電池ボックスにはエネループが入りますが、ちょっと窮屈です。

↓回転する部分は貧弱です。
薄っぺらいプラスチック同士の挟み込みで姿勢を維持しています。
緩すぎて簡単に外れます。


↓制限抵抗は3.9Ω。





2020年4月22日水曜日

ダイソーの「センサーライト」 (単4 x 3本)

ダイソーで300円の「センサーライト」を購入しました。
単4 x 3本で動きます。

いわゆる「人感センサー」で、温度変化が起こるとライトを30秒間だけ点灯させます。
周囲が明るい時は点灯しません。
点灯中に温度変化が起きると、点灯を延長します。

防水機能はありません。
電池ボックスはネジ式になっており、ネジを締めないとフタが外れます
私はネジの代わりにテープを貼っています。

電池ボックスは狭く、エネループが入りません
ニッパーで電池ボックスのバネを切り取りました。

↓上部に半透明の丸いセンサーが2つ付いています。
上が明るさセンサー
下が赤外線センサーです。

↓説明書

↓光は昼白色です。

↓露出を下げて撮影。
光は均一に分散しておらず、中央に集中しています。
そのため、このライトが視界に入ると余計に眩しく感じます。


照度測定と耐久試験
LEDは焼けていません
エネループを使って連続点灯させた場合、明るさが50%に落ちるまでのランタイムは約5.4時間です。

試験の3回目~7回目は、満充電から「最初の2時間だけ」点灯しています。
(LEDが焼けやすいのは満充電付近だけなので、以降は影響無しと見なして打ち切っています。)

もう少し周囲が明るくても反応させたい場合
明るさセンサー全体に「半透明のテープ」を貼って、少しだけ光を遮ります。

特定の方向のみ反応させたい場合
赤外線センサーの一部分に「アルミテープ」を貼って、完全に赤外線を遮ります。
例えば右半分だけ遮ると、右半分だけ反応しません。
光を完全に遮るテープなら何でも良いのですが、アルミテープは剥がれにくいし、耐候性が高いのでお勧めです。

防水したい場合
透明なポリ袋に入れるか、ラップに巻いて防水します。

雑感
消灯する時は、周囲の明るさは関係ないようです。

単4だと電池交換が面倒なので、できれば単3が良かったです。
単3ならスタミナが2倍~2.5倍くらい伸びます。
また、点灯時間30秒はちょっと長すぎるので、15秒が良かったです。
寝室からトイレへの廊下に取り付けましたが、朝夕や曇りの日も反応するので、1週間も持ちません。

この手のセンサーライトは「真っ暗な場所で使う」事が多いので、視界に入ると眩しく感じます。
適切な取り付け場所を考える必要があります。

改造
眩しさを軽減するため、光を拡散する「ディフューザー」を取り付けました。
ダイソーの半透明のプラスチック板をカッターで切り取り、半透明のビニール袋を貼り付けています。
少し浮かせた状態で取り付けています。
光が上下左右に拡散するため、前方の明るさは減りますが、眩しさが軽減されて便利になりました。

裏面にネオジム磁石を仕込みました。
付属の両面テープ → ネオジム磁石 → 透明テープ・・・の順に貼り付け。
鉄柱に貼り付けて使っています。

写真
 



↓COB。

↓エネループが入らないので、ニッパーでバネを少し切り取りました。
切れ味の良いニッパーが無いと大変です。
切り取る瞬間にバネが飛ぶので、ポリ袋の中に突っ込んで作業した方が良いです。