2019年9月14日土曜日

ブログ引っ越し。(このサイトについて)

「Memento Moranai」 という、しょーもないブログを書いてましたが、運営元がサービス終了したので、こちらに引っ越しました。
ブログ名はデタラメに決めました。

※目次について
JavaScriptをONにして、記事を単独で表示(タイトルをクリック)すると、目次が見えます。

※画像について
このブログでは、基本的に画像が小さく表示されます。
「画像だけを表示」して、拡大して見てください。

※LEDの記事に書いている「50%ランタイム」について
このブログ独自の表現ですが、「実用的な点灯時間」です。
ライトを点灯させて5分ほど経つと電池が落ち着いてきます。
充電直後の電池は、最初だけ異常に明るいので、点灯直後は誤差が大きいです。
電池が落ち着いてから、明るさが50%に落ちるまでの時間」が「50%ランタイム」です。
50%を切ると、明るさが急激に落ちてきます。
明るさを評価する公的な方法は、アメリカのANSI FL1規格(明るさが10%に落ちるまで)が存在します。
明るさ10%なんて暗すぎて実用的じゃないので、このブログでは使っていません。

※測定方法について
充電直後のパンチの効いた状態のエネループを使用しています。
単3エネループの場合、5Ωの抵抗につないだ状態で1.45Vくらい出ます。(短時間だけですが)
アルカリ満タンと同等の出力があります。
エネループで故障しなければ、アルカリでも故障しにくいでしょう。
100均のLEDライトは個体差が激しい製品が多いので、保証はできません。

2019年1月15日火曜日

ステンレス製のホッチキスの芯を水道水に漬けて錆びるか実験。



ステンレス製のホッチキスの芯」を水道水に漬けて、錆びるかどうかの実験を行いました。

19か月間、漬けっぱなしにしましたが、水道水ではほとんど錆が進行しないようです。

 

MAX株式会社の2種類の針を比較しました。

この製品はよく見かけますが、国内シェアが75%だそうです。


(1) マックス針 No.10-1Mステンレス

ステンレス製で錆びにくいです。
 

(2) マックス針 No.10-1M

一般的に使われる製の針です。

価格は、ステンレスの方が3倍ほど高いです。


実験手順

使い捨てのプラスチックコップの中に、ホッチキスの芯を1つ入れます。

よく混ぜた水道水(pH7.5、わずかにアルカリ性)を同量入れ、ラップで蓋をして放置しました。

実験期間は、2017年6月18日から2019年1月13日まで、約19か月間です。


実験結果

19か月後。

↓左が鉄、右がステンレス。

↓上がステンレス、下が鉄。


↓乾燥した状態。

実験後の鉄は、底面(コップの底に接していた部分)が最も腐食しています。


↓新品との比較。

左側の2つが新品。

右側の2つが実験後。




新品 のステンレス・・・黒っぽい銀色。

新品の鉄・・・銀色。

 

実験後のステンレス・・・全体的に白くなりました。

爪でこすると白っぽい部分がはがれて新品の面が露出します。

白い部分はものすごく薄い皮膜なのでポロポロと粉が落ちてくるわけではありません。

 

実験後の鉄・・・赤さびに覆われています。

特に底面(コップの底に接触していた部分)が最も腐食しています。

 

水道水はpH7.5(弱いアルカリ性)なのでほとんど腐食しませんでした。

東京の水道水の平均pHが7.6くらいだそうです。

雨水(酸性)だともっと錆が進行するはずですが、水道水ぐらいなら1年や2年くらい大丈夫のようです。