2018年3月9日金曜日

セリアの「ハンディシャープナー」と、ダイソーの「ダイヤモンドシャープナー」。

柄が付いているシャープナー(砥石)を2つ購入しました。

庭の除草で大活躍です。

軽くて携帯しやすく、柄が付いているので、水で濡らして研いでも手が汚れにくいです。

また、100円の割りに研磨剤が分厚いので、なかなか減りません。 

水に濡らして研ぎます

説明書には「水につけずに研ぎます」と書いてありますが、濡らした方が明らかに研ぎやすいです。

ただし、鉄が含まれているので、使用後に水分を拭き取らないと茶色く錆びます

見た目の問題だけで、研ぎには影響ありません。


↓左がセリア、右がダイソー。

 

ダイソー品とセリア品は似ていますが形状と粗さが違います。

(1) セリア品 

柄が白くてヘッド部が大きいです。

番手は#600。細かいです。

(2) ダイソー品 

柄がクリーム色です。

番手は未記載ですが、#200~300ぐらいのはずです。

粗いので素早く削れますが、ノコギリのようなギザギザ刃になってしまいます。

ギザギザ刃は壊れやすいので、すぐに刃がにぶります。

普段、まったく研がない人は刃が丸くなってしまっているので、ダイソー品を使ってガリガリ研いだ方がいいでしょう。セリア品だと時間がかかります。


今回購入したシャープナーは、草刈り鎌、枝切りバサミ、薪割り斧など、「荒っぽく使う刃物」を研ぐのに向いています。

ダイアモンドの硬い砥石なので研磨力が高く、素早く刃先を修正できます。 

2つとも粗すぎるので、包丁を研ぐのはおススメしません

通販などで#1000くらいの砥石を買った方が良いです。

セリア品は#600でそこそこ細かいので、他の100均シャープナーよりはマシです。

草刈り鎌は、刃が硬い草や土に当たるので、すぐに刃がにぶってしまいます。

綺麗に研いでもほとんど意味がありません。

草刈り中に10分に1回くらい、シャープナーで刃先を軽く撫でてやると、「手軽にそこそこ」切れ味が復活します。

切れ味が良いと、力を入れずに刈れるので楽です。 

(ちょっと研ぐ → 草刈り → ちょっと研ぐ → 草刈り…)

普段はセリア品でこまめに研ぎ、刃こぼれしたらダイソー品でガリガリ研いでます。

 

(1) セリア品で刃の(刃先が斜めに研いである方)を、10秒ほど研ぐ。

(2) セリア品で刃のを、平行に「軽く」10秒ほど研いで「返り」を取る。

(返りをきちんと取らないと切れ味が悪いです)

 
↓上がセリア、下がダイソー



↓左がダイソー、右がセリア。

見た目は薄っぺらいですが、なかなか減りません。


↓マイクロスコープの30倍と100倍で調べてみました。

ダイソー品はセリアの2倍くらい大きな粒子径です。


セリア品はヘッド部が大きいので、ニッパーを研ぐ時に差し込みにくいです。