柄が付いているシャープナー(砥石)を2つ購入しました。
庭の除草で大活躍です。
軽くて携帯しやすく、柄が付いているので、水で濡らして研いでも手が汚れにくいです。
また、100円の割りに研磨剤が分厚いので、なかなか減りません。
水に濡らして研ぎます。
説明書には「水につけずに研ぎます」と書いてありますが、濡らした方が明らかに研ぎやすいです。
ただし、鉄が含まれているので、使用後に水分を拭き取らないと茶色く錆びます。
見た目の問題だけで、研ぎには影響ありません。
↓左がセリア、右がダイソー。
ダイソー品とセリア品は似ていますが形状と粗さが違います。
(1) セリア品
柄が白くてヘッド部が大きいです。
番手は#600。細かいです。
(2) ダイソー品
柄がクリーム色です。
番手は未記載ですが、#200~300ぐらいのはずです。
粗いので素早く削れますが、ノコギリのようなギザギザ刃になってしまいます。
ギザギザ刃は壊れやすいので、すぐに刃がにぶります。
普段、まったく研がない人は刃が丸くなってしまっているので、ダイソー品を使ってガリガリ研いだ方がいいでしょう。セリア品だと時間がかかります。
今回購入したシャープナーは、草刈り鎌、枝切りバサミ、薪割り斧など、「荒っぽく使う刃物」を研ぐのに向いています。
ダイアモンドの硬い砥石なので研磨力が高く、素早く刃先を修正できます。
2つとも粗すぎるので、包丁を研ぐのはおススメしません。
通販などで#1000くらいの砥石を買った方が良いです。
セリア品は#600でそこそこ細かいので、他の100均シャープナーよりはマシです。
草刈り鎌は、刃が硬い草や土に当たるので、すぐに刃がにぶってしまいます。
綺麗に研いでもほとんど意味がありません。
草刈り中に10分に1回くらい、シャープナーで刃先を軽く撫でてやると、「手軽にそこそこ」切れ味が復活します。
切れ味が良いと、力を入れずに刈れるので楽です。
(ちょっと研ぐ → 草刈り → ちょっと研ぐ → 草刈り…)
普段はセリア品でこまめに研ぎ、刃こぼれしたらダイソー品でガリガリ研いでます。
(1) セリア品で刃の表(刃先が斜めに研いである方)を、10秒ほど研ぐ。
(2) セリア品で刃の裏を、平行に「軽く」10秒ほど研いで「返り」を取る。
(返りをきちんと取らないと切れ味が悪いです)
↓上がセリア、下がダイソー
↓左がダイソー、右がセリア。
見た目は薄っぺらいですが、なかなか減りません。
↓マイクロスコープの30倍と100倍で調べてみました。
ダイソー品はセリアの2倍くらい大きな粒子径です。
セリア品はヘッド部が大きいので、ニッパーを研ぐ時に差し込みにくいです。
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